動くと痒いのは運動不足が原因だった

わたしの悩みは少しの間、歩いたりするだけで脚に痒みが出てしまうことです。若いうちは体を動かすことは苦にならず、車の運転をするようになってからは鈍ってはいけないと小まめに体を動かすようにしていたのに、三十代を越えて生活環境や仕事などが変わったことに加えて更年期に差し掛かってくると体調も段々変わっていき動くこと自体がひどく億劫になってしまいました。
人の多いところなどでめまいがしたりするのはまだしも、生理不順や、髪のハリやコシが失われていったりなど少しずつ年齢を感じさせる変化の兆しを見せていたのです。どこかへ行く度にめまいが起こったりするようになり、いつしかまったく動かない生活習慣になってしまいました。
それにもともと冷え性に加え乾燥肌ではあったのですが体にクリームを塗るのはあまり好きではなくて特にこれといったケアはしていなかったのです。石鹸はnico石鹸という保湿成分配合のものを使いました。異変に気がついたのは冬になると雪道を歩いているうち、脚に痒みを感じるようになってからです。決まって脚だけ。痒みのでる場所は様々でした。しかし時間がたてば落ち着くのです。だから大したことではなく乾燥肌で着ている衣服に皮膚がすれて痒みになっているのかなくらいにしか思っていなかったのですが、近年、この症状が夏の最中にも発生したときには流石にショックを隠しきれませんでした。わたしは汗っかきなので夏は冬よりもしっとりとしており肌の状態が良い方なのです。
が、この時は冬と同じように歩いていて十分を越えた辺りからジワジワと痒みが発生してきたのです。痒くなる部分は赤くなっており、箇所はまばらで統一していないのです。この時は出先だったため、ひたすら痒みに耐えるしかありませんでした。痒みはそのうち引き、いつも通りになったものの動き始めの時に毎回痒みが発生するという状態がどういうものなのか、病気なのかが知りたくなりました。
ネット検索してみると、この症状はどうやら身体中の流れの悪さに問題があり、血流が上がり体温が上がることで流れの悪い部分に反応し痒みが出るタイプのもののようでした。しかし、その対策は運動習慣をつけることが一番の近道だというものだったのです。つまり運動して血流の流れを良くして体温を上げることをスムーズにすれば痒みからは解放されることになるのです。体が慣れるまでは当分痒みと付き合っていかなくてはならなくなりますが、体温を上げ、血流の流れをキープするための冷え性や乾燥肌の対策とともに過ごしやすい日常を取り戻すため頑張っています。