私自身、勉強が嫌いで高校中退という学歴で社会人となりましたが、社会に出てから思った事は、もっと勉強しておけば良かったという事でした。
不思議なもので、あれだけ嫌いだった勉強を大人になってからなにかしたくなる。
ちょっとだけやっていた進研ゼミなんかも長続きしなかったのに。
余談ですが、今の進研ゼミってこんな感じで習えるんですね。
資格を取りたい、自分のスキルをあげたいなど思い始めたとき、どうせなら私は今勤務している不動産業界で使える資格を取得しようと思い始めました。
もちろん、勉強が嫌いだった私は、なにからやればいいのかわからず、とりあえず書店へ出向き、参考書を探しました。
本を読むという事も苦手な私からしたら、たくさんの意味の分からない専門用語がびっしり書かれており、読む気も起きないような印象でしたが、とりあえず、イラスト開設が多めのものを購入し、自宅学習する事にしました。
自宅学習をする上で思った事は、気が散りやすいという事です。テレビやスマホなどをつい見てしまったり集中力が欠けました。
しかし、ある事をしてからはそれが格段に減り、集中して学ぶこともでき、自分自ら率先して勉強を行うようになりました。
1つ目は、時間割を決める事です。勉強する時間は2時間と区切りました。そして、勉強をする時間帯ですが、夜ではなく休日の午前中にしました。
2つ目は勉強をする場所です。自宅で1番効率が良かったのはリビングでした。一見すると騒がしく集中できないと思われがちですが、その環境が意外と集中させるきっかけになりました。自分の部屋で黙々とやっていると息が詰まり疲れる、つい近くにあるスマホなどに手が伸びる。
もちろんリビングにもテレビはありますが、午前中2時間だけつけずに、リビングという開放的な空間で行う事でリラックスしながら学ぶことができました。
3つ目は勉強のお供になるものです。私は勉強する時はアーモンドフィッシュをつまみながらやりました。不思議と集中できましたし、噛むという行為が脳を刺激し、良い効果を生んだように思います。
また、音楽を聴きながらやったりもしました。激しすぎるものは駄目ですが、ゆったりとした心地よい音楽を聴きながらやっていると、進みも記憶力も高まりました。
こうして2年がかりではありましたが、自宅学習により、資格を取得する事ができ、更に勉強する事も苦に感じづらくなりました。
意外と自宅学習でもここまでできるのだという自信もつき、向上心もアップして更に自宅学習で自分自身を高めていこうとしています。
今のご時世を含め、どうしても図書館などで学習することもままならない状況はあったりします。それであれば、自宅学習でできるに越したことはないと思います。
どれだけできるかというのは、自分自身の工夫も必要です。どうしたらうまくできるか、そこも考えることは重要だと思います。
限りない時間の中で永遠と先が見えないものをやる事は、誰でも途中で集中力も切れてしまい、飽きます。
ですが、時間をきっちり決めてラインを引く、リラックスできる環境でできるだけ広い空間でやる事、徹夜や夜遅く、昼ご飯後などは記憶力が低下しやすいので避けるといった事も気を付ける事で、自宅学習がうまくでき、それがもととなり自宅で学習すること自体が楽しく思えます。